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中学生の反抗期の接し方:親の対応方法は?

突然始まる反抗期

反抗期は、通常2回訪れます。1度目は、3~4歳頃です。ただ、幼児期の反抗期は、親を悩ませるほどのモノではありません。それは、子供が小さいため、親も余裕を持って対処できるからです。

しかし、2回目に訪れる反抗期の時期は、子供によって大きく違いが出ます。小学高学年で反抗期を迎える子供もいれば、高校生くらいに反抗期を迎える子供もいます。いずれにしても、体格が大きくなってきていますし、それなりに知恵も付いてきていますから、反抗的な言葉を言われたり態度を取られると、それに対応するのも少々やっかいです。

ただ、反抗期を迎えている中学生自身も、どうして反抗的な態度を取ってしまうのかよく分からないでいるのも事実です。とにかく、年頃になると、意味もなく親がうっとうしく感じてしまうのです。

【 反抗期の反抗の種類 】

①暴言を吐く
②暴力を振るう
③モノを壊す
④会話をしない
⑤部屋から出てこない

いずれにしても、親と関わることが意味もなくうっとうしく感じるため、「親を避ける」「親を無視する」という行動を取ることが多くなります。

これは、自我が目覚め始めている証拠なのですが、自己が確立されておらず、精神的にも情緒不安定になりやすいため、親との距離の取り方が分からず、親からすれば腹立たしいほどの態度を取ることが多くなります。


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親は余裕を持って…

反抗期を迎えた子供にすれば、親を嫌う理由はないので、どうして親がそばにいるだけでイライラするのか自分でも理解できないのですが、とにかく親とまともに接することが出来なくなります。

そして、反抗期特有の行動が出てしまう訳ですが、全ての中学生が同じような行動に出る訳ではありません。

例えば、「攻撃的な言葉や態度に出るタイプ」「親とのコミュニケーションを避けようとするタイプ」などがあります。

あと、反抗期を迎える時期であっても、反抗的な言動や行動が全くでない子供もいます。ただ、そのような子供には反抗期がなかったのかというと、本当に反抗期が無かったのかも知れないですし、まわりが反抗期だと感じるほどの反抗がなかっただけで、多少の反抗はあったのかも知れません。

ただ、反抗期の時期が過ぎれば、自然に親と普通に接することが出来るようになりますので、反抗期の言動や行動を過剰に心配する必要はありません。

しかし、反抗期だからということで、子供を甘やかせるのは間違いです。注意すべきことは、親として毅然とした態度で注意すべきです。

いずれにしましても、中学生くらいでは、親なしで生活は出来ないのですから、親は見守ってあげて、子供が頼ってくれば、いつでもスグにサポートしてあげれば良いだけです。

そのためにも、子供に迎合せずに、何かあれば頼れる存在でいてあげなければいけません。

子供が反抗期を迎えたときは、親は「子離れ」について考える時期でもあります。いつまでも、子供をそばに置いておきたいと考える親は少なくないのですが、子供は親から離れて、社会に関わろうとしていきます。

親が子離れできずにいると、子供が社会に適合しようとするチャンスを邪魔をすることにもなりかねません。

という訳で、中学生の反抗期の接し方としては、「子供を見守る」という基本的なスタンスを崩さずに、親として毅然とした態度でいることが大切です。子供の理不尽な言動や態度に、親が振り回されては、子供は最終的に頼るところが無くなってしまいます。

要は、中学生特有の反抗期ということを理解して、逃げ道を残しておいてあげて、あとは反抗期が終わるのを待つしかないということです。反抗期は、必ず終わる日が来ますので…。


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