中学生の身長を高くする方法は、ずばりコレだ！

身長は、成長期にしか伸びません。逆に言うと、その成長期を逃すと、身長アップは望めないということです。

そのため、何らかの対策を立てるのであれば、成長期が終わるまでが勝負です。

ただ、身長アップに関しては、間違った情報が少なくないのも事実です。例えば、牛乳を飲めば背が伸びるという風に思い込んでいる人は多く、おそらくそのように考えている人の方が多いのではないかと思えるくらいです。

牛乳にはカルシウムが多く含まれていますので、そのせいで牛乳を飲めば身長が伸びるという風に言われるようになったのだと思われます。しかし、カルシウムは確かに骨を作るために必要な栄養素ではあるのですが、骨を作ることと、骨を伸ばすこととは違うのです。

そのため、身長を伸ばすために、しっかりした骨を作らなければならないため、身長アップに牛乳は不要とは言いませんが、牛乳を飲めば背が伸びるということはないので、そこを間違わないようにしなければなりません。

身長を伸ばすために、一番必要なのはヒト成長ホルモンです。成長ホルモンは、背を伸ばすたけでなく、肌をキレイにするなど様々な作用があるのですが、背を伸ばすためには必要不可欠で、成長ホルモンがなければ背は伸びないと考えて良いくらいです。

平均身長より少し小さいくらいでは、病気だとは判断しないのですが、医師が低身長症だと判断した場合は、ホルモン注射で背を伸ばすという治療を行うことがあります。しかし、その治療法は数ヶ月～数年の歳月を必要とし、治療期間が長引けば、治療費は100万円以上必要になります。ただ、これは病気で身長が伸びない場合の話ですから、一般的な話ではありません。

しかし、背を伸ばすためには、成長ホルモンが必要であることは、そのような治療法があることからも理解して頂けるかと…。

という訳で、成長ホルモンを出来るだけ多く分泌させることが、中学生の身長を高くするために絶対に必要なことなのですが、その成長ホルモンは夜23時から深夜2時の睡眠時に一番多く分泌されます。あくまで、睡眠時の話ですから、その時間に起きていては、最大の分泌量を期待することは出来ません。

身長が伸びるのは、あくまで成長期の間だけです。ほとんどの人は高校生くらいで完全に身長の伸びは止まります。身長が伸びる時期に、身長を伸ばすための対策をした場合と、何ら対策を講じなかった場合を比べると、最大で12センチもの差が出るという説もあるくらいです。

そのため、身長アップは、伸ばせる時期にどんどん伸ばすしかないのです。大人になってから背を伸ばそうとしても無理なのです。

身長を伸ばすためには、成長ホルモンだけでなく、適度な運動やバランスの取れた食生活も重要です。しかし、しっかり寝て成長ホルモンを分泌させることが重要であることを忘れてはなりません。

従いまして、勉強などで睡眠時間を削りがちですが、しっかりと睡眠を取って成長ホルモンを少しでも多く分泌させるようにして下さい。

あと、バランスの良い食事は分かりやすいとは思うのですが、適度な運動がどの程度のことをすれば良いのか見当がつかない人が多いはずです。

しかし、身長を伸ばすための適度な運動というのは、とても簡単です。ウォーキングなどの軽い運動で良いのです。逆に、激しい運動は、身長アップの妨げになる場合もあるくらいです。