授業が終わり、クラブ活動をしている中学生の場合、特に運動系のクラブであれば、疲れているということもあり、クラブが終われば真っ直ぐ自宅に帰るということは少なくありません。
しかし、多くの中学生は、少しくらい遊んで帰りたいと思っていますので、友達同士でたむろすることはよくあります。そのため、少しくらい友達同士で話をしてから帰ったとしても、それをとがめる親はそれほどいないと思われます。
ただ、「門限を守らないことが多い」「夜遅くまで遊んでいることが多い」「帰宅しない日がある」というようなことが目立つ子供の場合、門限を過ぎると、親は探しに行くべきか、帰ってくるのを待つべきか迷うことになります。
例えば、門限が18時の場合、18時30分くらいになると、普通は「遅いな…」と思い始めます。しかし、それくらいの時間では、探しに行こうとは思わず、「もう少しすれば帰ってくるのでは…」と期待をして待ちます。
そして、大抵は門限から1~3時間くらいまでには帰ってきます。
しかし、21時を過ぎても帰宅しない場合は、親としてもかなり焦り出します。「友達と遊んでいるのか」「事故にで遭ったのではないか」「何かトラブルに巻き込まれたのではないか」などと心配になり、学校から自宅までの間を探してみようとします。
そして、通学路で見つけることが出来ればいいのですが、探し出すことができなければ、警察に捜索願いを出すべきか、もう少し待つべきを迷い始めます。ただ、自宅で待っていても埒があかないため、親は友達に電話をしてみたり、校区内で中学生がたむろしてそうな所を出してみることになります。例えば、下記のような場所です。
・公園
・空き地
・友達の家
・コンビニ
・商店街
・大型ショッピングセンター
上記のような場所を探して見つからない場合、いよいよ警察に捜索願いを出すべきかを迷うことになります。
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ただ、警察に捜索願いを出しても、わざわざ捜索してくれる訳ではありません。そのため、通常の巡回で見つけることが出来なければ、探し出すことは期待できないのが現実です。
当サイトの管理人も、中学生の息子の捜索願いを何度か出したことがありますが、1度も警察官に探し出してもらったことはありません。
結局、一番アテに出来るのが、友達同士の連絡網です。最近では、スマホを持っている中学生は多いですから、自分の子供を探していることを1人に伝えると、同級生や同級生の兄弟たちにそのことが伝わり、意外なほど早く情報が集まります。
当サイトの管理人の息子は、中学2年生になってから、「帰宅時間が遅い」「帰宅しない」ということが増えてきました。そのようなときは、高校1年生の兄に、LINEで情報収集させると、数分で①や②の情報が集まりました。
① 何時頃に誰と一緒だった
② おそらく、今は○○君と一緒にいると思う
という訳で、子供が帰ってこない場合、警察に捜索願いを出すことも必要ですが思いますが、それと同時に友達同士の連絡網を活用させてもらうのが良いかと思われます。
中学生くらいであれば、遊ぶといっても校区内にいることが多いため、同級生や同級生の兄弟が見ている場合が多いものです。ただ、それらの情報は、数十分~数時間前の情報であることが多いため、リアルタイムの情報が得にくいのは事実です。
何故なら、リアルタイムで会っている友達は、情報を提供してくれないからです。様々な情報を照らし合わせて、おそらく○○君の家にいるだろうと予測できて、その○○君に連絡をしても、かくまうためにウソを言われてしまうことがほとんどです。
中学生が深夜に遊びに行けるような家庭は、そこの親は、友達が来ていることに気付いていない場合も少なくありません。あと、深夜に友達が来ていていも、特に気にせず帰らせようとしない親もいます。
結局、そのような友達が出来てしまうと、何度叱られても夜遊びをやめないという風になっていきます。
そのため、泊まらせてもらった友達の家には、そこの親に泊めないようにお願いしておく必要があります。そのようにして、深夜に遊べる場所を無くしておかないと、遊び癖がついて、それが当たり前になってしまうと、普通の生活に戻すのは大変難しくなる可能性があります。
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